ロンドン旅行記2010 2日目

7月11日(日)

今日の予定は郊外のハンプトンコート宮殿に行くこと。
フラワーフェスティバルが今日までだったので、とりあえずこれが最初に日程が固まったのだ。ウォータールー駅

ハンプトンコートへ移動するために、地下鉄でウォータールーへ移動。
クラリッジはすぐ近くにボンドストリートとオックスフォードサーカスの2駅があり、さらにピカデリーサーカスへも歩けるので、たいていのところへ移動するのに、そんなに困難はないのもいい。
ウォータールー駅は、映画『ボーン・アルティメイタム』の舞台にもなっていたので、駅をちょっと見て回ってから、ハンプトンコートへ行く郊外行き列車に乗った。列車はそこそこ混んでいて、しかもその大半がハンプトンコートへ行く人たち。ちょうど日曜日だったこともあって、ロンドン市民も大勢フラワーフェスティバルへ行くのかも。

ハンプトンコート駅しかしながら、結果から言うと、自分たちはフラワーフェスティバルへは行かなかった。ハンプトンコート宮殿内でじゅうぶん見るところも庭もあり、フラワーフェスティバルは庭の品評会みたいなところなのだが、自分たちにはその審美眼もないのに、混んだ会場へわざわざ別料金で入ってまで見る必要性を感じなかったので。
ハンプトンコート宮殿は、ヘンリー8世の城として有名らしいが、ロンドンの市街地にあるほかの公開されている各史跡に比べると、地の利が悪いことを意識してか、館内の展示物なども多く、またヘンリー8世時代のコスプレをした人たちが常時うろうろしていて撮影に応じるなど、それなりに見物しがいのあるようになっていて、なかなか良かった。ハンプトンコート宮殿1

庭もよく手入れされていて、非常に広くて、ピクニックなどに来てもよさそうな雰囲気で、木陰の芝生では大勢人が寝そべったりしていて、いい雰囲気だった。
ほかにも植木の迷路などもあったり、気軽に利用できるカフェテラスも設置されていて、ちょっと休日息抜きに行くのに好適。ハンプトンコート宮殿2

ここでお昼まで食べて、帰りはホテルの近くにある老舗デパート「リバティ」に寄ってみた。
リバティは、チューダー様式を模した木造風建築が特徴的なデパートで、扱っているものもデザインを重視したものに注力して、一般的なデパートに比べるとずいぶん品ぞろえは悪いものの、ここでしか扱っていないようなものも多くて、見どころいっぱい。

家具売り場では、ロンドンに住んでたら買ってる!と思えるものも多くて、お土産物などを買いにまた来ましょうということで、とりあえず見物だけして帰ってきた。

晩ご飯は、いくらおいしいと言っても、毎晩ホテルのダイニングで食べるのもつまらないので、この日はソーホー地区へ行ってみた。リバティ外観
ところが、食べ物屋さんの多そうな地域が工事で営業していなかったりして、なかなかどこで食べるか決まらない。食べるものを決めるのは、好き嫌いの多い相方が当然決めると思っていたのだが、「なんでもいい」と言うばかりで、全然決めない。「じゃあ、あそこにしようか」というと「それでもいい」と言う。「そうしよう」でもなければ「それがいい」でもなく、また「それでいい」でもない、「それでもいい」というのは、妥協表現なので、もっといいと思うところがあるのかと思って、確認するのだが、他に案があるわけでもないらしい。
結局、目についたピザ屋さんがすいていたので入ってみた。
結果的にはなかなかおいしくて、良かった。


Author: talo

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