最近知ったのだが、一度にすべての料理が出てくる食事の際に、おかずとご飯をバランスよく消費して、全部同時になくなるのが、マナーのいい食べ方だと思ってる人が、けっこういるらしい。
いわゆる「三角食べ」のことだと思うが、これは日本でもおかずの種類が豊富になった比較的最近の習慣で、和食の作法でもなんでもないし、もちろんマナーとして尊重されるほどのものでもない。
しかし、学校などで強く指導していたところもあるらしく、一般家庭での食事の習慣しかない人たちは、小市民的に、これを正しいマナーと信じ込んでいるようだ。
そうすると、そういう食べ方でない人を、マナーのなっていない人、大人なのに恥ずかしい人などと指弾することになる。
しかし、実際にはマナーでも何でもない習慣なので、自分の習慣をマナーだと言ってるだけの恥ずかしい人であることに、当の本人たちは気づいていない。
そういう食べ方をすれば、外へ出ても恥ずかしくないと思って、子どもに厳しくしつけている人までいるらしい。気の毒なことだ。