7月11日(土)
ホテルはクラリッジ(Claridge’s)。
「バッキンガム別館」という呼称も持つ、日本皇室ほか各国王室のロンドン滞在の際の御用達ホテル。日本では、アフタヌーンティーでも有名らしい。
どうしてかわかんないんだけど、最近のホテルはどこも部屋の設定が「スーペリア」か「デラックス」から始まっている。そもそも「スタンダード」の設定があるのかどうなのか…。
しかも、ロンドンの場合、ホテルの部屋が狭いので有名らしく、どこのホテルもデラックス20平方メートルとか書いてあって、どこがデラックスなの…という感じ。
クラリッジの場合、スーペリアツインで30平方メートル以上からの設定なので、まあまあ広いほう。でも、スーペリアがスタンダードの別称だとすると、あんまり期待できないし、スーペリアもデラックスも格安ネット予約で受付けてたりして、いまいちなので、ここは奮発して60平方メートル以上あるというジュニアスイートにした。
予約の時にカード番号を伝えてあるので、到着の受付はすぐに完了。部屋に案内してもらった。
エレベータが日本橋三越の旧館みたいな感じの、ガラガラとシャッターを閉めるタイプで、年季を感じさせる。しかも中にはベンチが!そんな、超高層とかじゃなくて、6階までしか行かないのに。
部屋はその6階。もう1階上に、ペントハウス(なんと、1フロアを2部屋で占拠してる!)があるだけなので、これでも高層階の部屋ということになる。
階高が周囲のビルより高いみたいで、眺望も思ったより良くて、満足。部屋はアールデコ風の内装ということで、あっさりしながらかわいい感じ。しかも、古いので床がきしんだりするあたりも、このホテルの自慢のうちなんだろうと思う。
ウェルカムドリンクにオレンジジュースとコーヒーを頼んで、あとは中を見てまわる。
部屋自体は、リビング+バスルーム+ベッドルームという構成で、ジュニアスイートというので、リビングとベッドルームが一部屋になっているかと思っていたのに、ずいぶん広い。
テレビも、どちらの部屋にもあるし、バスルームでも音声を聞けるようにしてある。iPodを挿すステレオや、CDプレイヤー、Wi-Fiなど、たぶんお金を落としてくれていたであろうアメリカのビジネスマンの要望に応えた結果っぽい(あまり似つかわしくない)設備も完備されていて、快適。
コンセントもイギリス標準のほかに、アメリカ型も3つ。日本はアメリカ互換なので、これは便利。バスルームのアメニティはすぐそこに本店のある、王室御用達ブランドAsprey。
内装の良さ以外に特筆すべきはベッド。
ふわふわなのに、しっかり体を支える感じで、なんだか浮いているように眠れる。低反発ベッドのような、包み込む感じが好きな人だと、しっくりこないのかもしれないけど、やわらかいので体に負担にならないのに、沈み込まないという不思議な感覚が寝心地良くて、観光の予定がなかったら一日寝ていたかもしれない。