ドバイでの乗り継ぎ

ベネチアへは、日本からは乗り継ぎ便しかないので、勝手のわかったエミレーツで行くことにした。
今回は何しろ予算圧縮旅行でエコノミーだったのだが、エミレーツならエコノミーでもそこそこ快適そうだし。

ドバイでの乗り継ぎは、エミレーツの場合、新しくできたターミナル3での乗り継ぎなので、そんなに面倒はない。ただ、要注意なのは、相変わらず沖止めの場合があること。
なんで星型のターミナルにしないのかわかんないけど、新しいターミナル3も横長なので、あんまりたくさん駐機できない。必ずボーディングブリッジで乗り降りとは限らない。
この場合に何が面倒かというと、乗り継ぎと入国で、バスを降りる場所が違ったり、同じでもどちかに不便だったりすること。

今回は行きの成田発が沖止め。
バスに乗って車内放送に耳を澄ますも、なんだかよく聞こえない。とりあえず着いたところで降りてしまったら、そこは左に行くと入国、右に行くと乗り継ぎ検査だった。幸い、入国はけっこう遠くっぽいけど乗り継ぎのための検査場はすぐそこだったので、問題なかった。

ターミナル3は、さすがに新しいので、店の配置や内装などもきれいで、楽しそうな雰囲気。でも、個人的にはややごちゃごちゃしてるターミナル1のほうが、買い物意欲をそそられる感じはあった。

PriorityPassを持っていたので、乗り継ぎの待ち時間のために、わざわざターミナル1のエミレーツラウンジに行った。ところが、PriorityPassはなるべくマルハバラウンジへ追い払うように言われてるらしく、カードを見るなり、あっちにマルハバラウンジがあるからと言われてしまった。
まあ、エミレーツラウンジは前回入ってるからいいかと思って、そのまま斜め向かいくらいの、マルハバラウンジに行ってみると、ここは入り口周辺の内装は凝っているのだが、それ以外はかなりお粗末。夜中だったせいもあるだろうが、ドリンクも料理も種類が少なく、椅子もあまり良くない。受付もやる気なさげな感じ。
でも、ソファのコーナーに、足台があったのは、座りっぱなしでむくんだ足を休めるのに良かった。

ベネチア行きはターミナル3から出るので、一休みしてまたターミナル3に戻った。戻った時点で、出発ゲートを確認して、そのゲート付近で座っていたのだが、なんだかいつまでたっても前の飛行機の受付をしている。
あれー?と思っていたら、外国人の人が家族らしき人に声をかけて、どこかへ移動していったので、もしやと思うとゲートが変わっていた。

帰りの乗り継ぎは、どちらもボーディングブリッジだったので、そんなに神経を使うこともなく乗り継げた。
こんどは、待ち時間はターミナル3のマルハバラウンジへ。ここは1フロア上階にある。
新しいので広々していてきれい。時間の差かもしれないが、食べ物もけっこう充実していて、ケーキが思ったよりおいしくてびっくり。
また、長椅子があったので、寝たい人は寝られる(ただし数は少ない)。

ここのラウンジのお手洗いだけでなく、ドバイ国際空港は全体にそうなのだが、アラブの風習で、人前で小用とかとんでもないという感じなので、お手洗いの小便器の数がすごい少ない。
そのせいで、小の人まで個室を並んで待つので、お手洗いがずいぶん混むのは、何とかしようと思わないのだろうか。
ここのラウンジは、すごい広いお手洗いに、小便器は1つだけだった。まるで、手違いで設置してしまいました、みたいな感じに。

ターミナル3は食事をするところもたくさんあるので、ラウンジに入れなくても、ターミナル1みたいに、通路で寝ずに済みそう。床もカーペット敷きじゃなかったので、さすがに床で雑魚寝されるのは避けたいとは思ってるのだろう。


Author: talo

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA