いまどきそりゃない仕様

前の続きで。
家を建ててる人のブログを見ると、大手ビルダーの思いがけない手抜き仕様というか、それでいいの?という施工を見かけることがある。
建てた人はそれしか知らないから、ビルダーに「こんなもんですよ」と説明されたら、そうなのかーと思ってしまうだろうけど、たとえそんなもんだとしても、問題あるんじゃないの?と思ってしまう。

最近ちょっとさすがにそれはと思ったのは3つ。いずれも、家を建てようと思った人なら、聞いたことくらいはあるはずの大手の事例。

1.家じゅうに気密の抜け穴を放置
いくら壁や窓をきちんと気密性を上げて、断熱材も充填しても、穴が空いてたら、そこからスースー通ってきちゃうので、どうしようもない。
ある人のブログによると、そのビルダーでは、ケーブル周りの穴は大したすき間じゃないので、そのままらしい。当然、外気が電源なんかのケーブルの中へ入って、そこからコンセントボックスや分電盤なんかへ抜けていくことになる。
今は24時間換気が義務付けになって、どこの家もわざわざ機械で吸排気してるので、そういう細かい穴でもけっこう空気は通っていく。ここからの風はたぶん冬場はかなり冷たいだろうと思う。

2.外壁が切り落とし
通気工法も最近はわりとよく見られる。外壁と内壁の間に空気層を設けることで、断熱するとともに、壁の中で湿気がたまるのを防いでる。この場合、外壁の下のところ、基礎とのすき間から空気が入るようになっている。
この外壁の下のところが、切りっぱなしになってて、水切りや虫やネズミの侵入防止も考えてないらしいメーカーがある。
外壁の一番下って、水切り金物をつけるのは一般的だと思うんだけど、それすらやらないってどういうことなんだろう?

3.玄関土間は断熱しない
正確には、土間の床部分は断熱してるが、立ち上がり部分を断熱してないらしい。これを高気密高断熱を売りにしてるビルダーがやってるので驚く。
土間でも、家の内側に接してる部分はそれでも問題ないかもしれないけど、家の外側に面してて、土にも埋まってないし、外壁もかぶってないところがあると、当然そこは外側は外気に接してるので、冷たくなって、冬は結露する。土間収納なんかしてたら、全部カビカビだ。
そもそも、土間部分にかかってる外壁なんて、いちばん下の端なので、そんなに断熱してくれないし、普通に在来で建ててるそのへんの工務店の施工でも、基礎の施工時には玄関土間に水色の断熱材がぽんと置かれてるのを見るので、想像もしなかったっていう結露でもないのに。

けっこうみんな、大手ということで信じて建ててるのに、こんな基本的なこともいいかげんにされてる人がいるなんて、ショックだ。
しかもそれが、一戸だけじゃなくて、仕様になってるとすると、全戸同じようなトラブルに見舞われるだろう(気づかない人ももちろん大勢いるだろうけど)。やっぱり、家のように建てた人しかわからないことは、ネットでの情報収集が大事だと思った。


Author: talo

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