世界を終わらせていく少年

世界の終わりについての映画を見る夢を見た。

終末戦争というほどでもないが、恒常的に戦争状態の続いているとある国では、戦争が進みすぎたために大人がほとんどいなくなってしまっていた。
主人公の少年たちは、放送局を運営していて、ある日新型爆弾の取材に行く。その爆弾は、着弾とともにかなり広い範囲に被害を及ぼす上に、風に乗って毒のようなものを広げていくので、最終的には地球のかなりの範囲に影響が及ぶということになっていて、シミュレーションではその国の中心部に落ちた場合、山並みで分断されている国の東北の一隅を除いてほぼ全滅になっていた。

主人公の少年は、その発射のための基地の場所に入り込み、実際にシミュレーション通りに発射してしまう。
テレビ中継ではあっという間に被害が広がっていく。放送も管理する局を運営する人がいなくなったため、編成がめちゃくちゃになったり混信したりするが、いままで子どもの放送局は行けなかった危険な現場映像を撮影しに行くチャンスと、少年の仲間たちは出て行き、少年もいっしょに首都である街へ行った。

街自体は中破くらいだが、次々と人が死ぬので、交通事故などで大変な混乱だった。目の前で白い車と赤い車が衝突して、ドアがとんできたりする中、爆弾の効果の実験のために使っていた怪獣のような生物が街に逃げ出していた。
その怪獣は、U型磁石のようなものをたくさん持って歩いていたが、途中で別の大型の猛獣と出会って磁石を投げ出してケンカをはじめたと思ったら、すぐに死んでしまう。

少年はそれにヒントを得て、街のあちこちに散らばっている身長の半分くらいあるU型磁石を集めて歩く。
すでに取材に出たときの仲間は散り散りになって死んでいく中、少年は一人元気にU型磁石を集めながら、安全地帯に移動しようとしていた。

途中で、同年代のカップルに出会う。男のほうはかなり重症で、女のほうは元気だった。少年はついておいでよと言うが、女は少年の持つU型磁石を奪おうと、言葉巧みに持ち掛ける。しかし少年は「自分のほうが体が大きいから、自分が持つのが合理的だ」と言って取り合わない。
少年は磁石の重みでヨロヨロ進み、女は瀕死の男を抱えてヨロヨロそのあとをついて行くというところで、夢が終わってしまった。


Author: talo

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