ちょっと、インターネット始まって以来の大事件と言っていいくらいの事件が起こってるらしい。
ヤフー子会社で、レンタルサーバを運営しているファーストサーバで、サーバがダウンした上、保存データを全消失してしまったというのが、その概要。
現時点で、すでに2日目に入って、サーバ自体は立ちあがっているものの、データはサルベージできたものから顧客データエリアにコピーという措置を取っていて、当然インストールされたプログラムなんかも、データとして入れてるだけなので、システムは稼働してない。
インターネットで、サイトを見るとか、メールを送るとかいうのは、全部サーバのデータをやりとりしているということなので、そのサイトの内容もメールの内容も、全部サーバに入っていて、それがなくなっちゃうともうどうしようもない。
でも、たまにそういうことは発生するので、サーバを運営してる会社は、どこもシステムを二重にするとか、バックアップを常に取るとかして、何かあってもすぐ復旧できるようにしてる。
だから、googleとか、大手でも、ときどきデータ復旧してるからちょっと待って…みたいなことになってる。
ところが、このファーストサーバは、どういうシステムだったのかわからないけど、サーバが壊れた段階で、データも失ってしまったらしい。
単純なファイルとかの、静的なデータなら、顧客側でもバックアップ可能だけど、プログラムで吐き出してデータを作ってる環境なら、サーバの環境全体が復旧されないと元には戻せない。まして、ECサイトなんかで、何か販売したりお金のやり取りをしていたら、受発注の経過も課金の状況も、どうなってるのかわからないから、大規模な物販サイトとかだと、それこそ何日も徹夜作業になっちゃうと思う。
メールデータをサーバに置いて、IMAPで運用してるって人もいて、そういう人はデータが空の状態でサーバを復旧したところへ接続しようものなら、手元のメールまで全部なくなっちゃうので、どうしたらええねん!って状態らしい。
インターネットは、日本でサービスが開始された頃から使ってるけど、ここまで根本的かつひどい事故って見たことがないし、今まで話題になった数々のネット上の事件・事故も、今回のものに比べると、結局は大したことないって言えるレベル。
根本的にネット自体が成り立たなくなるような事故であるばかりか、最近やっと離陸し始めたクラウドも、これで懸念を抱かれるかもしれないと考えると、ネット全体に与える影響も大きいと思う。
賠償とかでどうこうできる問題じゃないけど、どうするんだろうか。