漢方

インフルエンザにかかった。

これがインフルエンザなら、今まで自分は1回か2回しかかかったことがないなとわかるくらい、すごいひどい状況で、たぶん大人になってからはかかったことなかったと思う。

これなら、体力のない子どもや老人は死ぬかもしれないと思ったのだが、何しろ治すのが難しい感じ。西洋医学的には、症状を抑えて体力を維持して回復を待つ、という流れなのだと思う。ところが、症状を抑えると、熱が下がって寒くてどうしようもなくなる。かといって、熱が上がると、正常に考えることも難しいくらいになる。
特に熱が下がった状態だと、体の中で熱を作りだす体力みたいなものが、だいぶ失われているようで、体温を保つための疲労感がすごくある。寝ていても、普通は毛布の中に入っていれば、だんだん体温で暖かくなってくるのに、そういうこともなく(というか、そういうことも感じられず)寒いまま。とにかくエネルギーだけが失われていく感じだ。

しかし、漢方的な考えで行くと、体内の陰陽が逆転して、陰の気が体内にこもってしまっている状態なので、これを陽気に替えるところから始めるということになって、葛根湯のような、体を暖めることを助ける薬があるんだろう。
西洋医学的には、消耗してるなら補えばいいんだよと、点滴なり何なりで、どんどんできるのだろうが、体力が落ちるとそれこそ果てしなくなってしまう。漢方の場合、あくまで自分に体力がある人しか助けないということもあるんだろうけど、自力で回復するにはどうすればいいのかという視点がやっぱり基本のように思う。

どっちかというと、漢方は即効性がないので、あんまりあてにしてない感じだったし、今回もそれほど漢方薬に頼ったりはしなかったんだけど、考え方とか方向性みたいなものは、確かに正しそうだと感じた。


Author: talo

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