ある日突然、テレポート能力を手に入れた主人公は、その能力を使って、父子家庭でつらい生活から脱出し、銀行の金庫からお金を盗み出し、自由に生活していた。しかしその能力を持っていることで、捕獲され殺される危険にさらされていることを知る。
事前の広告がすごかったので、ちょっとどうかと思ったのだが、何をやっても雰囲気の出せる、エヒデン・クリステンセンの主演ということで、それなりに期待して見に行った。
話の展開は非常に良かった。三部作構成の一作めということで、最後の消化不良が残されている部分はある。しかし、話運びにスピードがありながら、感情を掬う部分をいいかげんにせず、しかも必要な説明はすべて盛り込めているという、構成的にはベストに近いことを成し遂げている。
キャラクターも、無駄なく絞り込まれていて、わかりやすい。
話の序盤なので、どちらかというと主人公はまだまだ何もわかっておらず、同じ能力を持つグリフィンのほうが活躍しているように思えるが、最後の見せ場はしっかり主人公が盛り上げているので、こういうストーリーでも問題ないだろう。
二作め以降が楽しみ。
5.5点