日本のアニメ「マッハGo!Go!Go!」のハリウッドリメイク。
兄をレース中の事故で失った弟は、レーサーとして兄の汚名を晴らすため、トップ・レーサーを目指すうち、レース界を蝕む影に気づく。
ほとんどCGという、最近増えてきた手法ながら、今回はそのCGがかなりいい方向に効果を発揮しいた。現実感がありながら、近未来っぽい雰囲気という、アニメっぽい雰囲気が、ストーリーともよくマッチして世界観を表現していたし、何より原作の雰囲気を陳腐感なく出せていて、原作ファンならではという落とし所。
ストーリーも、原作を大づかみに、映画向きに仕立てられていたし、キャラクターも類型的でわかりやすく、レースに没頭できる。レースシーンは、もちろん非常にいい出来で、うそのようなレースをきちんと実写っぽく再現できていて、スリル満点の楽しさ。
一方で、家庭的なシーンも重視しているようで、ソリッドなレース場に対して、家は曲線の多いポップな感じのデザインで、かわいい。
映像の楽しさを存分に味わえる、娯楽作品に徹することで、映画の持つ可能性をよりわかりやすく示していたと思う。
5.3点