最高の人生の見つけ方

  病院で同室になった、余命宣告をされた自動車整備工と病院経営者。お互いに意気投合した彼らは、残された人生を充実させるための旅に出る。

 要はお金を使いまくって、普通ならできないことをあれこれやった挙句、家族とのきずなの大切さに気づくという、定番の話。
 話の展開も普通だし、終わり方も、少しひねってあるものの、ごく普通。

 しかしながら、これを感動できる作品に仕上げているのが、監督と脚本の力と、俳優陣の演技力。
 当り前の話でも、きちんと作れる人が作ると、ここまでできるんだという証明のような作品に仕上がっている。
 特別感動するような話が盛り込まれているわけでもないのに、逆に通俗的だからこそ説明不要でわかりやすく感動できるほうへ持って行くことができていて、さらにおそらく万国共通であろう演技力による微妙な表現が、心の奥底まで描き出し、観る人の心も動かす力を発揮している。

5.3点


Author: talo

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA