『ブラック&ホワイト』

任務のミスで、当分オフィス業務に置かれて、ひまになったエージェント二人は、婚活に精を出す。ところが、それぞれ違った経緯から知り合った女性は、同じ相手だった。

三角関係のラブコメを、CIAという要素を絡めて、ドタバタ劇にした映画。
こういうのはもう、その設定がどれだけ活かせるかとか、いかにテンポよく見せるかにかかってくるので、制作スタッフの力量次第というところ。
そういう点で、この作品は俳優陣も含めて、ベストな形で仕上がっていて、期待以上だった。

小さなエピソードの連続で組み立てられているのだが、必要なところでは雰囲気も出すけど、全体的には想像でわかるところは細かい説明は省いてテンポよく、というのが基本。それが全体の話のリズム感になって、大げさなドタバタも飽きずに見られる。
ヒロインがいまさらリース・ウィザースプーン?という感じだったのだが、これも話のテンポが早くてドタバタの多い内容には結局ピッタリ。主役の男二人が、表面的なイメージにも合ってる役で、活き活き演じてたので、遜色なくおかしなキャラクターが演じられる女優となると、なるほどこれは適役だった。

結局、クライマックスまで、コンパクトにテンポよく、でもきちんと盛り上げる作りは変わらず。
こういうのって、ディテールに凝ろうと思えばいくらでも要素はあるし、話を作ってる時点でエピソードのアイデアもどんどん出ると思うので、それをどれだけ絞り込んで作れるかの勝負みたいなところがある。
実際、そこのところで失敗して、設定は面白そうだったのに…となってる映画は数知れず。

この映画は、そういうところをきちんとチェックして、面白さに徹した作りができてる。やっぱり映画は、構成が重要なんだなぁと再確認できる一作。


Author: talo

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA