ノルウェーのバストイ島に作られた少年矯正施設。入所者の少年たちは、過酷な環境と恣意的な刑罰に苦しめられ、ついに反乱をおこす。
実際に過去に存在した施設で、1915年に起こった事件をもとに作られた話。
話自体はフィクションなのだが、異分子が加わることで、集団やその構成員が、だんだん変化していくという様子を、丁寧に描いていて、実際にそうだっただろうと思わせる雰囲気になっていた。
何より、島のいかにも隔絶された環境という雰囲気が、少年たちを先鋭的にしていく舞台装置として、いかにもという感じで、この舞台をうまく生かして、言葉でのやり取りが非常に少ない中、演技と演出でストーリーを作りだすことに成功していた。
実話じゃないとわかってても、その後が気になる。