ただの夢とは思えない、危険な嵐の夢に、現実で立ち向かう男の話。
見終わっても、なんだかよくわからなかった。予告編やコピーを見る限りでは、配給元もおそらくなんて説明すればいいかよくわかっていない。
でも、つまらなくはなかった。たぶん、話らしい話はないし、面白いと保証もできないんだけど、見てほしいんだよ!というのが、宣伝側の気持ちだったんだろう。
日本人は、社会への帰属意識が強いし、枠からはみ出すことを良しとしない文化があるので、余計にこの話には共感できないというのも、あるかもしれない。
でも、たとえ誤解されても、自分の利益を守らないとという価値観のほうが普通だと思って見ると、家族を守るためになんとかしないとという、男の行動は、見ていて感じるほど、無鉄砲ではないのかも。
そういう意味では、宗教保守的な共同体意識が強い地域を舞台にしたことで、製作者側はどちらかというと、日本人のような視点で男がどう思われているかも、設定として盛り込んでいたわけで、日本人の解釈のほうが、より意図に沿ってるのかもしれない。
それにしても、最後のシーンがよくわからない。
ストーリー的な意味はなく、メッセージ的な意味しか持たせていないなら、まだわかるんだけど。