妻を亡くし仕事も不調になった男が、新規巻き直しのために買った家は、動物園つきだった。
話自体は、家族の再生と動物園のオープンを絡めて描くという、ありきたりな内容。
でも、細かいエピソードをいくつもつなぎ合わせる構成で、飽きずに見ていられるし、笑いはないものの明るいトーンが続くので、つらいとかもない。
どちらかというと、前半にいろいろエピソードの発端をばらまきすぎて、後半から終盤にかけて、その収拾に大忙しという感じになってしまっていたので、最後のほうは描写が簡単になりすぎている部分もある。
そういう点で、ストーリーの構築はあんまり成功してるとは言えない。
でも、ハッピーエンドらしい雰囲気をうまく映像化することに成功してるので、めでたしめでたし感の醸成のために、最後にいろんなことをまとめあげてきたということなのかもしれない。
あんまりあれこれ考えず、ほのぼのとした気分になりたいとき用という感じか。