7月10日(土)
ロンドンは昨年に続き2回目。
しかし今年は、去年よりちょっと早めから手配を始めたのに、なぜかヴァージン・アトランティックはもうマイルで乗れる席はなく、クラリッジも金額交渉の余地があった昨年から一変して、強気の価格設定。
この段階で気づいてもよかったのだが、毎年7月はウィンブルドンテニスと全英オープンゴルフがあるので、日程によってはずいぶん混むらしく、また今年は大規模なロックイベントなんかも予定されてるとかいう話もあって、まあこんなものかと、何となく思っていた。
しかし、いよいよ旅行となって、成田に着いてびっくり。昨年とは明らかに違う混雑ぶりだった。やはり世間は明らかに景気が回復してきているのだなぁというのを実感した。
あちらこちらに、ツアーの集合の団体がいるし、両替の列もずいぶん長い。チェックインの列がそれなりに長くなってる航空会社は去年もあったけど、今年はなんとなく空港全体が混んでいる感じ。
そんな中、今年はヴァージンはあきらめたので、航空会社はもうじき第2ターミナル移動間近のブリティッシュ・エアウェイズ。
仕方なくの選択とはいえ、ロストバゲージ率世界1位、定刻到着率79%、アイスランド噴火の影響をもろに受けた直後に二度にわたる大規模ストで収益大幅悪化の最中と、表面的にも体験談でも、ろくでもない雰囲気の強いこの航空会社に、不安を感じつつの利用となった。
予約早々、悪名高い「事前の座席指定にはさらに手数料(1万円くらい)が必要です」のシステムで、お金をぼったくられているので、ますます疑心暗鬼での搭乗。
チェックインは前日にできたので、当日は荷物の預け入れのみ。カウンターはたぶんJALかどこかの受託なので、まずまずの対応。ラウンジはデルタの共用ラウンジ。
ここが新しかったので、けっこうきれいで広々としていて、居心地は良かった。さすがにここまで来ると、そんなに混んでいないんだけど、日本人率の低さに心を許してしまうのか、傍若無人の大声で、ソファにふんぞり返って話している中年日本人男性などがいる上に、話を聞いているとどうも同じ飛行機のようで。
搭乗はちょっと予定より遅くなったものの、このくらいならまあブリティッシュ・エアウェイズだし…という感じで、許せる範囲内。
座席はわざわざお金を出して予約して、クロゼット脇のところをとった。
ブリティッシュ・エアウェイズのビジネスクラス(”Club World”)の場合、特殊な席形状での効率良く配置されたフルフラットシートというのが、ウリの一つだと思うんだけど、このシート配置の大きな問題点は、通路に面してない席の人は、通路側の人がフルフラットにしていると、その足をまたがないと通路に出られないという点。足置きの部分が前の座席の背中についているので、必然的にそうならざるを得ないんだけど、そもそも足をそんなところに置かれたら、頭の上でゴンゴン当たってくるかもしれないし、全然落ち着けないように思うんだけど。
そんなわけで、窓側の人が通路に出るのに、人をまたがなくてもいい、クロゼット脇の席を、わざわざお金を払ってまで押さえて、さて正解か余計な出費かと思って乗ってみたら、案の定通路に出にくくなってる人がいて、これは正解だった。
機内食は、まあ普通だと思うけど、味はそんなに悪くなかった。
ついでに言うと、評判があんまり良くない機内サービスは、予想よりずっと良かった。ビジネスクラスの席数がけっこう多いので、「特別な対応」みたいなのを期待していると、エコノミーなみの流れ作業にがっかりしてしまうかもしれないけど、流れの中でも何かオプションで対応が必要なことがあれば即応してたし、手の空いているときはいろいろケアに回ってもいた。ヴァージン・アトランティックと比べると、特別感は落ちるけど、運動量では上回ってるので、個人的にはブリティッシュ・エアウェイズのほうが納得はできる感じ。