7月17日(土)-18日(日)
とうとう帰る日の朝が来た。
去年は、またすぐ来ようという気持ちだったので、そんなに名残惜しくなかったのだが、さすがにまた来年もというわけにはいかないだろうと思うので、しばらくロンドンには来れないと思うと、なんとなく寂しい気分。
だからといって、特に何をするでもなく、朝ごはんを食べて荷造りをして、チェックアウト。
小銭がないと困るからと言ってたら、相方がフロントで両替していたので、良かったと思ったら、ドアマンの人に渡すチップのことまで思い及ばなかったみたいで、仕方ないのでタクシーに荷物を積んでくれた人にはサンキューで済ませて(でも、毎日5%サービス料払ってるし)、来た時と同じようにパディントンまで戻る。
パディントンでは、タクシー降り場のすぐ近くに、ヒースローエクスプレスのチケット自販機があったので、そこで買ったら、ちょうど到着したところだったみたいで、わりとすいている間に乗れた。
相方が、車内のお手洗いに行って戻ってきたので、入れ替わりに行こうとすると「カメラ持っていったほうがいいよ」と言う。なんでお手洗いにカメラなんか…と思ったら、ユニバーサル仕様なのか、すごい広くて、なんだかキラキラしてて、面白いお手洗いだった。
このユニバーサル仕様のお手洗いは、いまロンドンではやりなのか、ヒースローのラウンジのお手洗いも、全部個室でユニバーサル仕様だった。個室なのはいいけど、広くて落ち着かない。
ヒースローに着いたら、また上の方まで延々登っていって、まずはチケットを印刷。チェックインは済んでるんだけど、預け入れ荷物があるので、結局パスポートを出してカウンターに行かないといけないのは同じ。オンラインチェックインってどういう利益があるのか、よくわからない。
そのあと、VATのTAXリファンドをしようと思ったら、出国する人は出国してから手続きしてとかなんとか。とりあえず、他にすることもないので、出国のところに並ぶことにした。ターミナル5は、ブリティッシュ・エアウェイズ専用なので、あっちかこっちかとうろうろしなくていいのはいいのだが、気づくといつのまにかブリティッシュ・エアウェイズの窓口だったりして、え?と思う。
出国の検査に並ぶ前の、パスポートのチェックのところから、いつのまにかファスト・トラックと普通用に分かれていて、自分が何気なく並んだところはファスト・トラックでビジネスの乗客も対象だったので良かったが、前に並んでた人は、あんたはあっちと言われて並び直していた。
そんな変わらないのに…と思ったら、そのまま手荷物検査の列につながっていて、そっちの待ち量がけっこう違った。
なにしろ、ここから世界中に飛んでるので、急いでるビジネスマンもいるだろうし、確かに分けておいた方がいいかも。
前に並んでいた男の人は、身の回りの財布や時計などをひとまとめに自分の帽子に入れて検査に出していた。あれはばらばらしなくて便利そうなので、機会があったら自分もやりたい。
出国してしまえば、あとは飛行機に乗るだけ。
前回の出国の時は、買い物している間にどんどん時間がなくなったので、今回はやや早めにしたら、逆に時間がすごい余る。
まずは、VATのTAXリファンドの手続きをして、その伝票を持ってトラベレックスのカウンターに行く。実際の返金作業はトラベレックスが受託しているらしい。
それが終わったら、買い物。ボンドストリートのヴィトンで買い物できなかったので、TAXリファンドの手続きもいらない空港で買ったほうが気楽かもと思って、空港のヴィトンへ行くつもりだった。ところが昨日の時点で、調べたのでわかっていたのだが、ターミナル5にはヴィトンはなかった…。
しかし、そもそも今回は旅行前から「買い物」を目的にしていたので、なんとなく消化不良な感じ。仕方ないので、あれこれ見て回って、プラダで靴だけは買った。何事もタイミングがあるもので、空港ではもう買い物熱は冷めていたのが残念だった。
それにしても、ターミナル5は、広さのわりにターミナル3に比べたら、あんまり買い物が楽しい感じじゃない。新しいんだから、そのくらい考えておけばいいのに。
次に、ラウンジ。
なにしろ、ブリティッシュ・エアウェイズの起点になる空港なので、ブリティッシュ・エアウェイズの全クラス分けに合わせたラウンジがそろっている。自分たちはビジネス(クラブ・ワールド)なので、いちばん普通のラウンジなのだが、なんだか上の階に追いやられている。中に入ると広いしきれいなので、不満はないんだけど。
シャワーやマッサージなどもあったりして、なかなか快適そう。でも、そういうサービスを受けやすくしようという感じではなくて「用意はしてあるから勝手に選んで」という雰囲気なあたりはドライ。
朝ごはんを食べただけなので、ここでむしゃむしゃいろいろ食べていたら、掃除の人が「ずいぶん食べたね」と言って片付けに来て、恥ずかしかった。違うの、いまここにいないけど、ほとんどはもう一人の人が持ってきたお皿なの…。
そのもう一人の人は、ランチタイムになって、メニューが変わって、カレーが出たので、うれしがっておかわりをしに行っていた。
そうこうするうちに、搭乗が近づいてきたので、搭乗口へ向かう。なにしろターミナル5は広いので、うっかりしているとラウンジから搭乗口まで距離がある危険もあるので、早めに出ないといけないのだ。
来たときもそうだったのだが、シャトルみたいなもので、別のウイングへ移動する。ちょうど、ツアーの集合時間も同じだったらしく、同じシャトルで移動する日本人客多数。そして、いつのまにかその集団の先頭のほうになっていたので、なんとなくみんながついてくるような感じになっていて、これで道を間違ったら、白い目で見られるかも…と思ってドキドキした。
搭乗口に着いたら、まだ搭乗時間ではなかったが、優先搭乗のところは進んでそうだったので、様子を見に行ったら、ちょうど普通搭乗も始めたところだった。予定時刻より早まるなんて、どうしたんだろう?という感じ。
ところが、早かったのはここまでで、なんだか乗ってからちょっと移動したと思うと、ぜんぜん動かない。アナウンスがあって「第3エンジンが故障してます。追ってまたアナウンスします」とか言い出す。やはりブリティッシュ・エアウェイズ。搭乗前にちゃんとチェックしろよと思うが、どうしようもないので、飲み物をもらったり、入国時の税関検査用書類をもらったりして、時間をつぶす。そういうするうちに、部品交換すればこのまま飛べるということになったので、そのまま待っていたら、2時間ほど遅れてなんとか飛び立った。
でも、本当に大丈夫なのか、なんとなく不安…。
座席は、行きと逆の窓側のお手洗いの前。お手洗いの前って落ち着かないかも…とも思ったのだが、実際には空いてるかどうかすぐわかるし、直接お手洗いに面しているわけではなく、クロゼットをはさんでいるので、うるさいということもなく、それなりにいい席だったように思う。
行きの便は、日本人アテンダントは男性の人がいて、何かと気をつかってくれたのだが、帰りは女性。この人が、なんだかイライラした人で、こわいこわいと思っていたら、すごくいろいろ気のつく人だったみたいで、気がつきすぎてイライラしてたのかも。
食事の要望など、聞いて回るときにも、なぜか席順通りに行かないと思っていたら、スリッパも自分たちと隣の席の人には言われなくても「持ってきましょうか?」と聞くのに、他の人には聞きもしなかったりする。
いちいち乗客名簿を見ながらうろうろして、何か言いに来る順番もいつも同じなので、どうも「正規チケットの顧客か、ツアーやマイレージの顧客か」で区別しているらしい。自分たちだって格安チケットなのだが、席指定を有料でやったせいか、かなり早い順番で聞きに来る。ビジネス満席だねぇ…と思っていたのだが、マイレージでアップグレードしてる人とかわりと多いのかも。
いつも飛行機はあんまり寝られないのだが、今回は薬も飲んでいるし、前回は到着後ボーっとしてしまったので、しっかり寝ておこうと思って、幸いアメニティキットの中に耳栓があったので、意識して寝るようにしていたら、6時間も寝てしまった。
おかげで、思ったよりずっと早く日本着。
午前中に着いたので、空港もまだそんなに混んでなくて、入国も預け入れ荷物の受け取りもスムーズ。成田エクスプレスもすごいすいてた。
しかし、地元の駅で降りてグッタリ。家まで5分ほどの距離を歩くのもつらいほど暑い。
たまたま、この週は異例なほど暑かったようなのだが、あぁこれが日本の夏かと思うと、早くイギリスへ移住したいと思った。