北京3泊4日(阪急交通社)-その1

格安ツアーで有名な阪急交通社。ずっと気になっていたのだが、ついに格安3泊4日北京ツアーで体験してきた。
往復JALかANA、宿泊ホテルはシェラトン長城飯店確約ながら、実質2日間に北京の名所(と提携お土産屋めぐり)を詰め込んだ、無理矢理旅行で、燃油サーチャージを入れても3万円ちょっと。いくらお土産屋のバックマージンがあっても、これで賄えるんだろうか?という興味津々での参加になった。

北京空港

航空会社はJAL。最近は、ツアーでもオンライン・チェックインできるようになっていて、座席指定までできてしまう。発券まで済ませていれば、空港では荷物を預けるだけ。
夜の6時ごろ出発という、けっこう遅めの時間帯で、北京まで4時間ほど。直行便なので、慣れない中国国内空港での右往左往もなく、10時過ぎには北京空港に着いた。

北京空港は、さすがオリンピック用に作られただけあって、きれい!広々としていて、清掃も行き届いていて、これが中国!?という感じ。観光客向けの言語を片っ端から書かないで、中国語と英語だけの表示に割り切っているからか、やたらアイコンだらけなのも、なんだかおしゃれな感じ。
immigrationがオープンなところにあったりして、びっくりもしたんだけど、よく考えたらべつに成田みたいに体育館みたいな空間である必要もないわけで、わざわざ区切る手間とか考えたら、合理的かも。係員の人も、親切そうな感じで、2人で同時に窓口へ行っても、イヤそうな顔もせずやってくれたし、とりあえず北京の印象はすごい良い。

その後、シャトルで移動して、荷物を受け取って、外へ出たところで現地ガイドさんと合流。
そのまま外へ出て、バスに乗ってホテルへ。結局、このバスも含めて、受託している現地旅行会社が、いろんな観光地や食事やホテルと、お土産屋さんのマージンを、うまい具合に組み合わせて商品化して、阪急交通社に提案してるっぽい。
だから、似たようなツアーは他社でもできるんだけど、集客力で阪急が一番多いので、一番値引きも引き出しやすいし、阪急自身も取り分を抑えて集客を加速するというスパイラル。

シェラトン長城飯店

バスもガイドさんも、その他バックヤードにいるであろう人も含めて、そういう意味では日本人客相手に手慣れてて、阪急からも注意が行き渡ってるようで、小手先のごまかしとか、ちょっとしたことで話が違う…というようなことは、あんまりなかった。これは、期待以上だったし、ある意味期待外れというかなんというか。

ホテルに行くまでの間に、ざっと旅行全体についての説明や両替などがあって、ホテル着後はすぐ部屋へ入れる。しかも、部屋に何か不都合がないか、しばらくして聞いて回ってくれるという行き届きよう。そりゃ、部屋に何かあって、あとからクレームで呼び戻されるより楽だろうけど、格安なのにちゃんとしてる!とビックリ。
ちなみに、両替レートもかなり良かった上に、最終日には日本円に戻してくれる特典付き。

アメニティ

シェラトン長城飯店は、北京の外資系ホテルでは老舗のほうで、最近の開発ラッシュの前に建てられてるので、あんまりきれいじゃない。でも、オリンピック目当てでできた新しいホテルは、あんまり良くないというネットの評判もあったので、いくつかのツアーから、このホテルのものを選んでみた。
結果的に、間違った選択肢ではなかった。アメニティやタオル、ミニバーなど、一通り揃ってるし、部屋の清掃も完璧で、快適。
設備が古いといっても、維持管理はきちんとされているし、一部はリニューアルされてるので、全く問題なかった。

強行軍旅行なので、明日は5時起き。早々にお風呂に入って寝た。


Author: talo

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