ロンドン旅行記2010 到着+ロンドン初日

7月10日(土)

そんなこんなで、予定通りヒースロー空港着。ヒースロー空港
ブリティッシュ・エアウェイズはヒースローに専用のターミナルであるターミナル5を、わりと最近オープンしたばかり。オープン早々に荷物の管理システムがうまく働かなくて、何十万個も滞貨させてしまったとかいう、曰くつきのターミナルだけど、さすがに新しいだけあってきれい。システムのほうも今は問題ないようで、ここを起点に、それこそ世界中に飛んでいる航路から集まってくる大勢の人を取りさばいている。

入国でファストトラックが使えるのは、ファーストクラスの乗客だけなんだけど、その分すいているので、子連れの人なんかはそっちに回してもらっていて、それなりに効率的な感じ。
自分たちは普通に並んだけど、ずいぶん待つと評判のヒースローの入国にしては、たぶん早かっただろうと思う、30分程度。審査自体も、前回のねちねちした感じとは大違いで、ほとんど何も聞かれずに終わった。ヒースロー・エクスプレス

入国してしまえばこっちのもの。すでにターンテーブルを何周かしていただろう荷物をピックアップして、今回初体験のヒースロー・エクスプレスに乗るべく、空港内を移動。
ターミナル5は、外に出るとさらにきれいで、しかも案内も大きく高いところに掲げてあって、わかりやすい。うれしがって、あっちこっち撮りながら、駅のホームへ向かう。

ヒースロー・エクスプレスは、なぜか事前に日付指定で予約しておくと、ちょっとだけ安くなる。飛行機に乗る前は、ヒースロー・エクスプレスで移動しようと思ってたけど、着いたら疲れててタクシーに乗っちゃった…というような客を引き留めるためだろうか?航空会社との提携サイトで、さらに値引きのある価格設定もあったらしいのだが、知らなかったので普通のサイトで予約していた。ロンドンのタクシー
駅のホームには、改札もなにもない。乗ってからしばらくは、他のターミナルに移動するための無料電車だからだろうか。地上へ出てしばらくすると、検札が回ってくる。切符を買った人にはスタンプを、予約のプリントアウトを持ってる人にはバーコード読み取りをして、終了。なにしろ終点パディントンまで15分だから、検札もけっこう大変だろうと思うけど。

パディントンは去年オックスフォードに行くときに使った駅。
そのときに駅の中をうろうろしたので、だいたいの構造はわかっている。駅に着いたら、そのままスムーズにタクシー乗り場に。クラリッジ ベッドルーム
ところが、タクシー乗り場の使い方がよくわからない。客も並ぶでもなくタクシーを止め、タクシーも並列に止まったりするので、「???」という感じだったが、しばらく見ていると、なんとなく並んでいて、タクシーも順番に待っていると時間がかかるので、あとの客に合図して先へ行かせてそっちで拾ったりしていただけだった。
自分たちの番が回ってきたので、インド系っぽい運転手さんに「クラリッジスホテル」と言うが、「?」という感じ。でも、ホテルだってわかったので、後ろも詰まるし、まずは乗れという感じだったので、とりあえず乗り込んで、紙を見せたらすぐわかってくれた。確かに、LとRが混在した名称で、日本人には難度の高い発音だったかもしれないけど、今までこんなことで聞きとれてもらえなかったことがなかったので、やや出鼻をくじかれた感あり。でも、運転手さんものどを痛めたか手術したかで、蚊のなくような声しか出ない人だったので、こんな人に話させていいのかと、こっちも困ったんだよ。クラリッジ リビングルーム

クラリッジに着いてしまえば、あとは普通にチェックインするだけ。
去年のチェックアウトのときに、やたら愛想の悪かった人が、チェックイン担当だったので、どうだろうと思ったら、今度はやたら愛想が良くて、どうしたんだろうという感じだった。
でも、ウェルカムドリンクのオーダーは通ってなかったあたり、適当そうな感じはした。クラリッジ バスルーム

部屋は去年より1階下の5階(日本で言うところの6階。でも、中2階があるので、実質7階)。去年と同じ向きで、やや西寄りなくらいなので、景色もほとんど同じ。部屋の構成もジュニアスイートだけどリビング+ベッドルームにきちんと分かれてる、去年と同じ構成。ただ、若干狭いかな?という感じで、シャワーブースもなかった。ラックレートで£1,100くらいの部屋を、AMEXのプランで朝食つき£800にしてるので、AMEXに抜かれる分利ざやも少ないだろうし、そういうプラン客専用の部屋なのかも…とかちょっと疑ったり。
でも、ベッドは相変わらず快適だし、クラシックな雰囲気とか年季の入った家具とか、クラリッジのウリはきちんと堪能できた。

日本を昼ごろに出たのに、到着したロンドンはまだその日の夕方。当然間に12時間くらい飛行機に乗っているので、実際は夜だし、疲れてもう眠い。
今日はもう晩ご飯を食べて寝るだけと思っていたので、晩ご飯は言うまでもなく前回も使って非常に良かったロビー階のレストラン”Foyer”へ。着いたばかりの、よれよれの服装で行ったら、案の定柱の陰の席へ案内されて、面白かった。味はもちろんすごいおいしい。


Author: talo

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