天国へ向かう夢

自殺する夢を見た。

相当の借金を抱えている状態で、仕事も辞めることになった。
最終日に、片付けに行くと、たまたま今はもう偉くなってしまってめったに会えない昔の上司がいたので、挨拶をして、あとは最後の給与の清算方法を相談して、帰ってきた。

最初は、中国から雑貨を輸入したりしてる知人と一緒に、細々とネット通販なんかを始めるつもりで、知人にもその件で連絡をとったりしていた。
そんな最中に「天国の門」の話を聞いた。言わば、自殺の名所なのだが、そこを訪れた人はみんな躊躇なくうれしそうに自殺するらしい。

借金もあることだし、うまくいかなかったときには、自殺するしかないから、一度参考にそこを見に行こうと思った。
ちょっと寂れた工場街のようなところを歩いて行くと、天国の門があるのだが、確かにゆるい上り坂の向こうに少し階段があって、その先は崖か何からしく、青い空しか見えなくて、そこへつながってるように見える。

近づくに従って人が増え、みんな今から自殺しようという人とは思えないくらい、普通に話したりしながら、階段のほうへ向かっている。でも、階段を上る人はいても、下りてくる人はいないので、いったいあの向こうはどうなってるんだろうと思った。
自分は様子を見に来ただけで、見たら戻ってくるつもりだったので、一人だけ下りてきたら変かなぁ…とか考えていた。

ところが、いよいよとなって階段を上りはじめると、だんだん意識が遠のくように、もう空以外何も見えない感じになってくる。まるで空が大きく手を広げて待っているような気分になって、もう後始末とかどうでもいいやと思えるようになり、そのまま階段の上から空へ向かって飛び込んだ。


Author: talo

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