「保育園落ちた日本死ね!!!」がすごく話題になってる。
いま保育先探しに奔走してる人たちや、かつて苦しんだ人たち、子どもを持つかどうかで悩んでる人たちの気持ちを、短い文章でうまくまとめて、訴求力のある内容だと思う。
当然、これだけ話題になってるので、あちらこちらから意見が出てるのだが、専門家でも「無理」「難しい」的な意見が多いのにびっくりした。
確かに、地価が高いから場所の確保は大変だし、人員もそうすぐにはそろえられないだろう。
でもね、結局はやる気の問題なんだよ。それを、できないと思い込んでるのは、思い込ませてる政治家とか行政が巧妙なのかなと思う。
だって、「地価が高いから小学校作りません。小学生は待機しててください」とかないよね。まして、都市部なんて少子化で廃校も出るくらいで、新規に土地を確保しなくても、空き教室を保育園にするくらいいくらでもできる。
どうしても土地がなかったら、ビルの一室を借り上げて、運動場は小中学校で借りるとか、法改正するくらいすぐでしょ。
高速道路を作るとか、国立競技場を建て直すとなると、何千億もドカンと投下して土地を強制収用して、あっという間に何とかなるのに、待機児童問題となるとどうしてそうできないのか。
単純にやる気ないからですよ。
「アベノミクス」にしても「一億総活躍」にしても、結局なにかやってるっぽい気配を出して、国民の支持を得るためのマーケティングなんだよね。で、実際に何かやるつもりはない。だって、アベノミクス三本の矢だって、大胆な規制緩和とか言って、ちっとも何も進んでない。日銀がいっしょうけんめい金融緩和してるだけで、安倍内閣はボーっと見てるだけ。あ、TPPはやってたね。逆にTPPだけしかやってないから、あんなことくらいで反対とか大騒ぎになるんだろうけど。
だから、一億総活躍で待機児童問題が解消なんて、結局は幻想なんだろうと思う。
高速道路とか大規模再開発みたいに、政治家の利権にうまく結びついて、ドカドカ懐にお金が入ってくる事業じゃないと、誰も泥かぶってまで強引に動かそうとしてくれない。
官僚だって、自分たちが立案しないと政治家は動かないこと知ってて、別に指示も出てないし面倒だから予算だけつけとこうってことだろうし。
東京駅周辺なんか、ここ20年くらい工事してない時期ない。
あれだけビル建てるんだったら、認可のときに、1フロアは必ず保育施設にすることを義務付けて、その保育施設の運営費に公的補助を出して認可保育所と同じくらいの費用で預けられるようにすれば、すごい解消される。
でも、そんなちょっとしたつなぎのことすらしないわけで、まあどこから見ても、本気でなんとかしようとは思ってないのが明らか。政治家はこれから死んでいく人たちだから、いかに自分の実績を象徴するモニュメントを作るかしか考えてないってことなんだろう。