そういえば、昔まだサンタを信じてた頃、おそらくそれまでは母の「サンタさんになにもらうの?」とかの誘導尋問にひっかかって、ポロっと言ってたんだろうけど、ある年なんとなく、「そんなものねだるなんてぜいたくな!」と思われたくなくて、親には「ないしょ」と言って言わなかったことがあった(いま思うと、数千円のものなので、一般的にクリスマスにもらうものを比べて破格に高価ということはなかった)。
当然、朝起きて枕元にあったのは、欲しいものではなくて、自動車が好きだったので、大きなミニカーが置いてあった。
その晩は、「本当に欲しかったものがもらえた」という夢まで見ていたので、よほど気にしていたんだと思う。しかし、あっさり裏切られて、とてもがっかりしたんだろうと思う。
その後のことは覚えてないが、おそらくかなりテンションのクリスマスの朝だっただろう。
親もそれは失敗と思ったのか、翌年か翌々年くらいに、サンタ制度は廃止になった。そして、さらにそれから数年たって、そもそもクリスマスどころじゃなくなって、何ももらえなくなったので、そもそもクリスマスにあまりいい思い出もなく、思い入れもない人間に育ってしまった。