そんな大地震はない

とある人が日記で、職場から家まで遠いが、勤務中に大地震があったらどうするかという話を書いていた。

しかし、その人の中での大地震は、電話やメールの連絡が可能で、お店も営業していて、タクシーも走っていたりする状態らしい。そんな大地震あるか。
ふだんからおかしなことを言ってる人なら、納得もできるのだが、とても頭のいい人のように思っていた人だったので、驚いてしまった。

確かに、通信とかに関しては、阪神大震災以降で改善された部分はあるけど、それでもこのまえの福島の地震のときなんかは、やっぱり通じなかったし、ましてやお店なんか営業可能でも開いてない。タクシーだって、みんな自分の家のほうが心配なのに、客乗せてる場合じゃないし。

阪神大震災のときは、一部のコンビニがヘリ空輸までして営業したけど、あれは当時はまだダイエー系だったローソンで、本拠が神戸だったからやったことで、実際には営業してたコンビニより多くのコンビニで、壊れて閉まらなくなった店舗から、大なり小なり略奪が行われたりしてた。
お店も家も、大地震の後は生活できないので、人はどんどんいなくなる。外出先の人が歩いて家に帰ろうにも、道や橋はあちこちで壊れていて、途中で水分の補給もままならない。

よく考えてみたら、阪神大震災からもサリン事件からも、もう15年くらいたっていた。
当時の記憶なんて、知ってる人でも薄れてるだろうし、よく知らない人だって立派な大人になってるはず。
お菓子の包装も、いつの間にか開封してもわからない包装になってるし(グリコ森永事件のあとは、シュリンク包装とかになっていた)、中を確認できない公共のゴミ箱も増えてる(不審物が捨てられないように一時期ゴミ箱は撤去までされてた)。

去る者日々に疎しか。


Author: talo

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