予想外の展開で有名な、ナイト・シャマラン監督の最新作。
原因不明の奇病で、人々が自殺する事件が発生、その範囲はどんどん拡大していく。
前宣伝は面白そうだったのだが、実際の話の展開はなんていうこともなく、しかも唐突に終わるので、なんだこりゃという感じ。それでも、中間の話がもっと作り込まれていれば、何かしらの充実感を与えることも可能だと思うのだが、ポイントになる部分が絞り込めないまま、各エピソードが散漫に存在するだけで、別になんていうこともない。
この人の話作りの引出しは、たぶんもう『ヴィレッジ』で枯渇してしまったんだと思う。『ヴィレッジ』で、ぎりぎり「面白かった」と言えないこともないというレベルだったのが、『レディ・イン・ザ・ウォーター』で着想だけのおかしな話となり、この作品ではその着想すらなんだかあいまいなままになっている。
ここまでくると、出演してくれた俳優陣はそれなりに演技に頑張っているだけに、失礼じゃないだろうか。
4.5点