古代ローマの浴場設計技師が、現代日本へタイムスリップ。日本の浴場技術を古代ローマに導入する。
マンガ大賞受賞の人気作品を、本場イタリアの常設セットを使って、本格的に実写映画化。
原作で描かれていた、日本のお風呂を古代ローマに、という内容については、かなり現実的かつしっかりと映画化されていたように思う。
ただ、じゃあ映画としてどうだったのかというと、やっぱりマンガの映画化は難しいと言うしかない。
映画オリジナルストーリーで、原作の面白いエピソードを端々に織り込みつつ、映画としても成立するように作られているのだが、テンポがマンガのようにはいかない。
マンガのように面白いところは細かく描写して、メインストーリーはなんとなくで流すなんてことはできないし、かといって原作を無視してオリジナルに徹したら、原作ファンはがっかりだろうし。
それなりにがんばってるだけに、日本映画としては空前の規模で古代ローマを再現!というところが評価ポイントになってしまうのは残念。