翌日はゆっくりめに起きて、一日ジェノヴァ観光。
それほど見どころがたくさんでもないし、街にすごい風情があるわけでもないので、旧市街を中心にぐるっと回るだけ。
ホテルの場所が、翌日のチンクエテッレや翌々日のトリノ移動を見込んだ利便性の場所なので、観光エリアであるフェッラーリ広場やプリンチペ駅とは離れている。まずはATMでユーロを下ろし、コロンブスの家(のあったあたりにある18世紀の建物)に立ち寄って、フェッラーリ広場へと向かう。
コロンブスの家は、Googleマップ上では確かにそのへんにいるのにどうしてもたどりつけなくて、どこだどこだと言ってたら、すぐ裏にあって、隣の遺跡のほうに目を奪われていた場所だった。どうりで、あんまりガイドブックでも触れられてないわけだ。
そしてフェッラーリ広場で噴水を見たら、いよいよ観光名所の赤の宮殿へ。
ここは思ったより見ごたえがあって、さすが一時は世界をリードした国という感じだった。しかも、屋上に無理に作った展望台のようなものがあり、そこに上るとジェノヴァの街が山から港まで一望できるという、すばらしい場所。
事前に、ジェノヴァの街を見るには、ケーブルカーで裏山のようなところへ行くといいという情報を仕入れていたものの、そこでは海は死角になって見えないらしいということだったので、なんだここのほうがいいよと、そこでケーブルカーは放棄して、360度見渡して景色を満喫(しかし、あとでせっかくだから乗っておけばよかったと後悔)。
次に白の宮殿に行くと、二階が庭園になっていて、通りからだとよく見えない赤の宮殿がよく見えて、これまたなかなかの景色。でも、白の宮殿は中はそんなに見るべきものもなく、それほどかからずに出てきた。
ここで休憩しましょうとなったのだが、日曜日なので、そんなに巨大観光都市でもないジェノヴァは閉まってる店のほうが多い。西へ東へうろうろしたあげく、ジェラートを売ってるらしいカフェに入ったら、ジェラートは隅に押しやられていて、アフォガートの店だったらしい。
とにかく歩き詰めで疲れていたので、これでもいいやと入ったら、アフォガートの上のところがアイスじゃなくて生クリームみたいなもので、いまいちスッキリせず。でもまあとにかく休憩としばらく休んでから、結局歩いてすぐそこにあるジェラート屋さんに再度行くことになってしまった。(アフォガート自体はおいしかったと思う。味のバラエティもあったし。)
そしてプリンチペ駅を見に行く途中で、サンティッシマ・アヌンツィアータ教会という大きな教会(天井画と聖書の場面を描いたジオラマがすごかった)を覗き、プリンチペ駅で折り返して、こんどは王宮見学。王宮はフランスやオーストリアのものと、基本は同じ。ただ、わりに家具なんか残っていて、ドアが壊れかかったりしてたが、保存状態は良さそう。ここのテラスからも、港は見えた。
これで一通り見るべき名所は見たので、ぶらぶら見物がてら歩いてホテルに戻り、ついでに明日のために駅の下見をしましょうということになった。
ところで、ジェノヴァといえばジェノヴェーゼなので、晩ご飯はそれなりに選んで食べたいと思っていたが、Googleマップでも評価の高かった、その名も「Il Genovese」という店がホテルの近くにあったので、今日の夜で食べられないかどうか、立ち寄って聞いてみることにした。
すると、なんとか無事に予約を入れることができ、駅も見物して、ホテルに帰り着いてあーやれやれ。
ホテルを出たのが10時ごろで、戻ったのが15時半くらい。途中で道に迷って遠回りしたりしたので、けっこう歩いた。
そして、Il Genoveseの予約が19時だったのだが、じっと部屋にいてても仕方ないので、18時くらいにはホテルを出て、水を買いに行きがてら、港のほうまで歩いてみる。水はヨーロッパだとどこにでもある、カルフール・エクスプレスで買い、港のほうへ行くと、なんだか人が大勢歩いてきて、道端に座り込んでる人が「ディスカウントチケット!」とか言ってくる。何かイベントをやってるらしい。
いやいや、そんなところには行きませんよと、通り過ぎて、海を見て、凱旋門のようなところを通って、19時にはIl Genoveseへ。ところが、イタリアなので、19時と言われて19時ピッタリに行ってはいけなかったらしい。10分待ってと言われて、外で時間をつぶす。
そこで、ちょっとこれはいいかげんそうと思って、味にも疑いを持ったのだが、実際にはとてもおいしく、なんだかわからない野菜のグリルみたいなのも、ジェノヴェーゼも、すごく素材の味という感じで、疑ってすみませんでしたという感じ。
また行く機会があったら、おなかをすかせて、事前に胃薬も飲んで、他のメニューも試してみたい。
それでこの日は無事に終了。