ウユニ塩湖旅行記-7(2月8日)

今日は、ウユニ塩湖東岸からの塩湖めぐりと、午後はウユニの市街地観光。

まずは朝食。この日も風邪薬セットを飲んでいたので、体調はいい。
朝食はコールド主体のビュッフェ。ここもホットサンドが作れるようになっていたのと、トースターもあった。

塩の小山たち。東岸は湖底が汚いので、あまり反射しない。
塩の小山たち。東岸は湖底が汚いので、あまり反射しない。
朝食後は4WDで塩湖に乗り入れる。今日の運転手は、初日と同じバレリオさん。
昨夜は星空観察が予定されてたものの、夕方から雷が鳴り、そのあとは豪雨になったのでとりやめになっているが、朝になっても天気があまり良くなく、山のほうでは厚い雲と、おそらく雨が降ってるらしい景色のけむりがあった。
まずは、塩を採掘して置いているという塩の小山が並んでるところを見に行く。

塩湖に入ってしまうと、雲が少ないのは昨日と同じ。
そして、これはラパスでもそうなのだが、だいたい午前中は天気が悪く、その後だんだん雲が晴れてきて、夜になるとまた雲が戻ってくるという感じの天気が繰り返される。この日も、山のほうにはまだ雲はあるものの、だんだん少なくなってきた。
塩の小山(といっても、1mもないのが、いくつもある)は、観光用に作ってあるようで、採掘をしているという様子ではなかった。水がつくと崩れていってしまうらしく、打ち捨てられた低い名残りの塩の盛り上がりが、あちこちにある。

プラヤ・ブランカ。かなり崩れかかってる感じだが、裏へ回るともっとひどい。
プラヤ・ブランカ。かなり崩れかかってる感じだが、裏へ回るともっとひどい。
その後、現在営業している唯一の塩湖内の宿泊施設である、プラヤ・ブランカへ行く。
建前上は、塩湖内の博物館のようなものらしい。しかし、宿泊もそんなに多く扱えず、また設備も整っていないので、それほど料金も取れないのだろう。施設内を見物する人は、何か一つ買えということだった。自分たちは、小さい財布のようなものを買ったが、これもなんだか片っ端から結んでぶら下げてあって、売りたいのか売りたくないのかという感じで、塩の建物も特に珍しくはないし、建物全体が汚水臭がするので(下水設備がなく、汚水はタンクに詰めているため)、自分は早々に外へ出た。
それでも、塩湖内に泊まれるというのは魅力的なようで、何人か泊まっている人がいたのだが、みんなにわか冒険家のような顔をしていたのが面白かった。

そこからまた移動して、塩の小山で写真を撮る。
さっきよりは人が少ないので、撮り放題。ここで、ドライバーさんが、おやつと水をくれる。
現地旅行会社の手配として、そうなってるのだろうが、毎日ペットボトルをくれて、あとは休憩などのときにおやつをくれたりする。それなりに工夫をしているということだろう。

製塩工場前のお土産物屋さん。
製塩工場前のお土産物屋さん。品ぞろえは良かった。
そして、ウユニ塩湖観光はとりあえずこれでおしまい。
見たいと思ってわざわざ来たにしては、さすがにずっと塩湖ばかり見ていて飽きたのか、みんな名残惜しそうでもないのがおかしい。
そこから、こんどはウユニ市街に近い、塩の精製工場を見に行く。工場といっても、塩はそのへんに放置してあるし、ちょっと形ばかり建物がある程度で、家内制手工業に毛が生えた程度のもの。塩を袋詰めするのも、ビニールに詰めて、バーナーで溶かして封をするだけの、簡単なものだ。それでも、ウユニ塩湖の塩なので、みんなわーわー言って買う。日本人と違って、パパっと計算できないので、おつりなんかも怪しかったりするのだが、現地ガイドさんが良く見てる人で、違うときもちゃんと注意してくれる。
工場はさすがに観光地なので、どこのツアーでも組みこまれているらしく、着いた時は大変な人出だった。その後、見物してる間にほとんどの集団が出て行ってしまったので、工場の前のお土産物屋さんに行く頃にはけっこうすいていて、いろいろ見放題だった。
塩の置物などは、ここで買うしかないだろうと思って買ったが、それ以外にもいろいろあるものの、ラパスなどと違って、値段を比べたりできないので、割高なのかどうかわからず、また選択肢も狭いと思って、あまり買わなかった。
結果的には、確かに品ぞろえは限られているものの、同じものがラパスでも必ず買えるとも限らず、また値段の高い安いがあっても、物価の安いところなので、日本円で考えると大差はなく、欲しいものがあれば買っておくべきだっただろうと思う。

列車の墓場。こんなのが、延々ある。
列車の墓場。こんなのが、延々ある。
その後、昼食といってウユニ市街のクラブのようなお店に入る。
そこそこおしゃれっぽいお店なのだが、出てくるものはやっぱり、スープ、メイン、デザートの3皿。メインが、ラザニアのようなミルフィーユのような、妙なものだったのだが、やはりここも味があんまりしないので、みんな食は進んでなかった。
そこから、また市外へ出て、列車の墓場というところへ行く。錆びた列車がたくさん放置してあるのだが、べつに面白いということはない。ただ、写真好きの人には、絵になる写真が撮れそうではあった。
たまたま、そこにいるときに、隣の線路を汽車が走ってきたのだが、ディーゼルか何かの長さ2mもあるかないかという、小さいものが、すごいスピードで走っていくので、ずいぶんおかしくてみんなで大笑いした。

ウユニ市街の様子。ここはまだ舗装状態がいいほう。
ウユニ市街の様子。ここはまだ舗装状態がいいほう。
それが終わったら、またウユニ市街に戻り、こんどは市街見物。
ドライバーのバレリオさんのうちは、どうもこの近所のようで、何か電話をしているなと思ったら、道で女の人からサングラスとお金を受け取っていた。奥さんだろう。犬を連れていた。
ウユニの市街は、それなりに大きい街で、また塩湖の観光拠点でもあるので、観光客とツアー会社でにぎわっている感じ。でも、非常に汚いというか、整備されていない街でもある。車が走り、電気も通り、売っているものなども日本と比べて大きく遅れているわけでもない。それなのに、道は陥没し、下水の水はあふれ、建物は半分崩れているようなものがいくらでもある。不思議な光景だ。
そして、ちょうどカーニバルの季節なのだが、この時期は子どもは水鉄砲で人を撃ってもいいことになっているらしく、ラパス郊外でも水鉄砲を撃ってる子がいたり、外を歩いていたら水風船を投げつけられたりしたのだが、ここではもうみんなそればかりで、街中にプラスチックのなかなかおおがかりな水鉄砲を持った子どもがいて撃ちあっていて、さながらテロリストに占拠された街のようになっていた。

両替所で少しドルからボリビアーノに替えて、見物がてら少しうろうろする。
絵葉書が売っていたので、1枚買ったら、4ボリビアーノという。10ボリビアーノ出したら、店番の子(中学生くらいだろうか)おつりがないと言って取りに行って、戻ってきて、4ボリビアーノくれた。歩き出してから、違うじゃないかと気づいたが、面倒なのでそのままにした。しかし、こういう観光客がいるから、なんとかだましてお金を儲けようとする人がでてきてしまうんだろう。良くないことだ。
その後、ウユニの駅を見て、戻ったら、駅の斜め向かいにあたる角の店にツアーの別の人たちが入っていた。そこはけっこういろいろお土産物が充実していて、そこでも買ったのだが、小学生くらいの男の子が店番していて、この子がかわいらしい上に、絵はがきも2枚で3ボリビアーノと安かったりして、みんなここで買うといいのにと思った。

噴水から水をくむ子どもたち。
噴水から水をくむ子どもたち。
ところが、この日はもう風邪も治ったので、あまり風邪薬を飲み続けるのもよくないと思い、飲んでいなかったので、だんだん体調が悪くなってきていたらしい。
気分が悪いので、あまり歩き回る気にもなれず、集合場所へ少し早めに行って、待っていた。集合場所は、街でも一番の繁華街で、露天なんかも出てる上に、噴水から水が取り放題なので水鉄砲の子どもも走り回っていて、とにかくにぎやかだった。

そうして帰ったら、もう夕方。
この日はツアー参加者の一人が誕生日だったので、ガイドさんがホテルでケーキを作ってもらって、みんなでお祝いした。
しかし、この日も夜は豪雨で、星空は見られなかった。


Author: talo

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