浅田真央とオリンピック

何の根拠もない、あくまで予感なのだが、浅田真央は結局ソチ・オリンピックでも優勝はできないんじゃないかと思う。

それは技術的にどうこうとか、メンタルがどうこうとかではなく、もちろんジャッジがどうこうでもない。スポーツ選手には、オリンピック向きの選手と、そうでない選手がいるように思うというだけのことだ。
それが、何か本人に起因してるのか、環境によるのか、単なる運なのかわからないけど、オリンピックに好かれてる選手とそうでない選手というのは、確かにいるように思う。

女子フィギュア選手では、たとえば伊藤みどり。
それまで、氷上にいかにきちんと図形を描くかという、非常に地味なコンパルソリという部分が最重要だったフィギュア・スケートを、今のようなダイナミックな演技中心の種目へと転換させるのに、非常に大きな役割を果たした、まさにフィギュアの歴史の大立者の一人だが、結果的にオリンピックでは優勝できなかった。
あるいはアメリカのミシェル・クワン。世界選手権で優勝5回、準優勝3回。まさに一時代を築いたと言うにふさわしい選手だが、彼女もオリンピックでの優勝はなし。

他方、同じくアメリカのタラ・リピンスキー。
長野オリンピックのたった2年前にシニア転向したばかりの彼女は、オリンピックの前年に世界選手権で優勝。そのままその翌年のオリンピックでも優勝してしまった。そこで引退したので、3年のシニア競技生活にたった1回のオリンピックをものにしたということになる。
日本では、もう少しランクは落ちるが、井上怜奈。女子シングルの選手としては、全日本では優勝はなく、2位と3位が一度ずつ。それでも、オリンピックには3度出場している。日本ペアとして1回、女子シングルで1回、アメリカペアとして1回と、かなり変則的な出場となるが、あとの2回については、それほど出場が確実視されていたわけでもないのに、結果的には出場してしまってるあたり、オリンピック向きというか、オリンピックの神に好かれているとしか思えない。

そういう過去の選手たちを見ていると、全盛期には年齢制限に1歳及ばなかったというだけで出場できず、そしてやっと出場した頃にはキム・ヨナという強力なライバルが出現してしまった浅田真央は、オリンピックに関してはツキがないんじゃないかなーと思ってしまうのだ。
 


Author: talo

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