だしの素

 大手町近辺の職場に勤めている夢を見た。

 その職場は、工場のようなところなのだが、服装からして、どうも本田技術研究所の施設らしい。自分はまだ入社して日が浅いのだが、その日はたまたま辞める人が10人くらいいる日で、辞める人がそろって挨拶をしていた。
 1人2人なら、挨拶だけなのだが、その日は辞める人が多いので、お別れイベントをやることになったらしく、辞める人たちは、それまでの業務の成果として、それぞれが独自のスープのだしをとって、職場のオリジナルスープと合わせて、食べ比べをするということになって、みんな作っていた。

 待っている間、ひまなので、工場内をうろうろしていたら、犬が自分をくくってある鎖に手が引っ掛かって、困ったような顔をしていた。ちょっと体を反対にすればとれるんだけど、とってあげようかと思っていたら、別の大きい犬が来て、鎖を広げてあげていた。
 その犬は、体が大きくて力が強いので、それを抑えるような大がかりな首輪をしていたが「ああやって鍛えてるから、頭も良くなるのかなぁ。よくあの犬が困ってるってわかったね」と思った。

 スープのほうは、いよいよあとは煮込むだけになってきたようで、辞める人は余興で歌を歌っていた。辞める人の中に、郷ひろみがいたので、みんなで郷ひろみの歌を練習したらしく、1番の初めのほうだけ本人が歌い、あとはほかの人が順番に歌っていた。しかし、CDを聴きながら練習したせいか、歌い方がみんな郷ひろみっぽくなっていて、おかしかった。

 駅前なので、雑居ビルがいくつもあるのだが、古いビルは人気がないらしく、空室もある。そこに知人が勝手に表札を出して、住み着いていた。誰か入居することになったら、出ていけばいいと言っていたが、大丈夫だろうかと思った。しかし、確かに便利そうで、寝るだけだったらまあここでもいいかという感じだった。

 そうこうするうちに、スープができあがったようで、オリジナルのスープと、みんないっしょうけんめい混ぜていた。 


Author: talo

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