昨日のルームサービス以外の朝食は、いつもロビー1階のArboretumでとっていたのだが、この日の朝はプールサイドのKhaymat Al Baharへ行ってみた。
海も近く、プールサイドなので、非常にさわやかな雰囲気で、また建物もテント風になっていて、いかにもリゾートっぽい雰囲気。Arboretumにはないものもあって、すっかり気に入ってしまった。しかし、足の黄色い鳥やスズメが、朝ごはんのおこぼれを狙ってやって来るので、鳥が苦手な人はやめたほうがいいだろう。ここの鳥は、どこでもそうだが、それほど人馴れしていないので、お皿から取っていったりはしないし、食べている人にくれくれと寄って行ったりもしない。道でも人を見かけるとすぐに逃げるくらいだ。食べるのに支障があるという状況ではない。
食べ終わって、また海沿いの写真を撮ったりしたあとは、またモール・オブ・エミレーツへ買い物に行った。いよいよ6日目ということで、終日いるのは今日だけ。明日も夜までいるが、とにかく有効に満喫しなくてはということで、買い物などがあったら済ませてしまうことにした。
しかし、それほど見るべきものもなく、ブランド品なども、これいいねぇというものもあったが、わざわざここで買わないと!というほどでもなく、だらだらと見て回って終わりだった。よく考えたら、買ってもいい値段だったのかもしれないが、なにしろ初日にカルフールで500円でトレーナーを買ってしまったり、夕食もそこそこのところでも、二人で15,000円くらいだったり、ハイヤーで市街地まで出ても3,000円くらいだったりと、ずいぶん滞在全体が安上がりになったので、物価意識が下がってしまって、「5,000ディルハム!とんでもない!」という気分になっていたのだ。
しかし、モール・オブ・エミレーツはとても広いし、食べるところなどもたくさんあるので、ここで一日うろうろしていてもかまわないだろう。ザ・パームの別荘の売出しや、新しく建つオフィスビルの募集を、あちこちでしていたのが、日本には見られない光景だった。
もう明日には帰るという日だが、やっと体調が本調子だと言えるくらいになってきたので、午後にはロビーのラウンジでお茶を飲んだ。
本当は、アフタヌーンティーセット(あの、3段重ねとかで出てくるやつ)にしたかったのだが、晩ご飯はタイ料理の「パイ・タイ」を予約してしまっていて、またあのドバイらしい、一皿にドカドカと大量に出るのだろうと思うと、自然と節制。クレームブリュレと、ジャスミンティーにした。
クレームブリュレには、焼いたののほかに、クレーム状だけのも出てきて、アイスがついていいた。ジャスミンティーのほうは、きちんとランプの上に載せてくれる。
相方はウィスキーの入った、アイリッシュ・コーヒーを頼んでいたのだが、さすがリゾート地、しかもお酒を飲む機会の少ない土地ということで、本人の言うところによると、コーヒー:ウィスキーが1:1くらいだったらしい。確かに、においをかいでみると、完全にお酒のにおいだった。結局、半分も飲まなかったと思う。
そのあと、部屋に戻って、相方はゲームをしていたのだが、自分は天気もいいし、体調もいいので、ビーチで本を読むことにした。天気がいいので、陽射しのあるところはずいぶん暑い。係りの人に、頼むと、ビーチチェアにタオルを敷いてくれるのだが、最初はずいぶん陽の当たるところを「ここ?」とか言ってくれたのだが「陰のあるところがいい」と言うと、パラソルのそばにしてくれた。
ところが、風がずいぶん強いので、逆に日陰はけっこう寒い。本を読んでいたのだが、寒くて最初は軽くかけていたタオルを、全身にかぶって読むはめになった。幸い、だんだん日が傾いてきて、足のほうは陽が当たるようになって、暖かかった。陽の当たるのと、そうでないので、こんなに違うとはと、びっくりした。
2時間くらい本を読んで、部屋に戻ると、相方はまだゲームをやっていて、びっくり。どうやら佳境に入ったらしく、夢中でやっているようだ。しかし、ふだんならそんな没頭してゲームをやる時間など取れないので、これはこれで、有意義なリゾートの過ごし方だと思う。
夕方になったので、船でパイ・タイへ行った。
歩いて行ってもすぐなのだが、パイ・タイは水路沿いにあって、時間もあるし、夕方に船で行ったほうが雰囲気があっていいだろうということで、そうした。
途中で、もうゆっくり写真がとれるのも最後と思って、あちこち写真を撮りながら、アル・カスル裏のアブラ乗り場へ行った。べつにどこから乗ってもいいのだが、とりあえず少し離れたところから乗るのがいいだろうと思って。
思ったとおり、船は雰囲気もよく、気持ちよかったが、思いのほか早く着いてしまった。仕方ないので、店の中をぶらぶらして、写真を撮ったりしていた。
時間になったので、店の中に入った。すでに先客がいたのだが、中国人らしい家族連れで、ウェイティングにあるデーツを食べていた。彼らが案内されたあとは、なんだか散らかっていて、テーブルの上のものも下に落ちていたりして、彼らの家の中はどんなだろうと思うくらいだった。
自分たちもすぐ案内されて、前菜、スープ、メインと頼んだ。ここの店の人は、アルハンブラよりも人手が多いせいもあるだろうが、非常によく気のつく人たちで、また丁寧に応対しようという気持ちも強く、ちょっと「どうしよう」と思っただけで、すぐ飛んできてくれたりして、非常に接客は良かった。
しかし、料理は相変わらず、ドカンドカン系。味は、辛めなものの、かなりおいしかったが、そんなにドカンドカンと食べられない。この旅行中、相方は「当たり」を引いてしまうことが多く、自分のほうはそうでもないのに、相方の前菜はメインかと思うくらい大量に出てくることがよくあった。ここでもそうで、すでにスープの時点で「おなかいっぱい」と言ってた。しかも、何か非常に辛いものを食べたようで「口がおかしい」とも言っていた。自分のほうは、やや多いものの、比較的標準状態だった。
メインが終わって、自分はまだ余裕があったので、デザートにタピオカを食べた。ところがこれが大失敗。たぶんヤシの実のミルクに味付けしてあるのだろうが、すごいまずくて食べられない。とにかくちょっとでもと思って、なんとか半分くらい食べたが、さすがにそれ以上の義理はないだろうと思って、終わりにした。
明日はいよいよ、ドバイを出発するので、荷造りをしようかと思ったのだが、実際に出発するのは夜出し、明日の午前中におみやげを買うことにしているので、それが終わらないと、詰めようもない。明日のことは明日すればいいと思って、そのまま寝た。